ある縁がきっかけとなり大学の大先輩のお手伝いで、姫路へお寺の調査に行ってきました。
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数か月前から始めた調査も気づけば10回超え。
調査する人数が少ないため、平面図の採寸から始まり床下、小屋裏と部位ごとに順番に進めていきます。
垂木と言っても一般住宅の柱よりも一回りも大きく、全体の材積を考えると圧巻です。
通常、お寺に参拝するだけでは見る機会のない屋根裏空間(小屋裏)には実は大空間が拡がります。小屋裏の束だけでも400本以上!!
投光器を持ち込んで見上げるもスケールが大きすぎて、棟木(屋根の一番高い部材)はまだまだ闇の中。。。
規模に圧倒されつつも、時間がかかりますが一つひとつ着実に進めれば終わりが見えてきました。
普段は木造住宅に接する機会が多いですが、同じ木造のたてもの、
少し違った視点で木造を見る良い機会です。
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仕立建築舎 平賀
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